十四、家相の難除け
家相は正しい矩形を基礎とするがよい。この組合せで、どんなにでも発展し得る。正方形や異物のものは、不幸を産む、家を建てるには、出来る限り東西南北に正しく向いたが一番よい。都会では、仲々法にかなった家は得られない。家相の悪い家を造らせて、罪の償いをさせるための苦難を与えて反省を求める神のもくろみであるからである。己れの欠点や犯した罪を詫び、神に御縋りして、家相難除法に依って、一時難を逃れて置く以外に途はあるまい。なおせるものはなおした方がよい。 | |
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第一図の母屋から発展する場合は、北側両角を欠いではならない。ABCに延びるがよい。光線もよく採れて明るい家が出来る。西南がA点C点より張り出ない様心得るべきである。 | |
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第二図の如く、延びるがよい。ABおよびBC線に気を附けること。D点はCおよびA点より外方に張り出してはならない。 第三図の如く、Dの部分が突出して居ると、金は貯らない。病人も代る代る出来易い。 |
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第四図に示す方向に家を延ばすと、女性の気がきつくなり、遂に病弱となるか早世する。 第五図に示す方向に家を延ばすと、男性が強くなり遂に財を失い、病弱となるか早世する。 第四、五図に延びた家に住む人に、何年お住いかとたずねたら、多くの場合、代々妻が早世か、若後家である。 |
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第六、七、八図も負債を作る。 これ等の家相を訂正するには、東西南北側の線を延ばして、各々の交点が正矩形の頂点になるかを調べてその明地の筒処の頂点を頂点として、正矩形の線に添って、矩形の小屋を造ればよい。不可能な場合は、時々教えてある家相難除法を用いて、一時逃れて置くがよい。この難に依っての不運や大病の最中なら、難除供養をすると目立ってよくなる。家相難を受けて居ると、子供は沢山あるけれど、一人も役に立たぬ様な結果となったり、商売等何一つ思う様にならない。人に騙されたり、見当違いばかりする。その上、年期を切って大病等する。但し、この家を離れた者は、難を受けない。この様な家に棲んで居る方は、速く、忠孝妙法典を称え、家相難除供養をして、家相難から逃れて置いた方がよい。 |