二十二、神の思ひ

 神の思ひの附く場合は修行中の神が、就れか一方、神の使いの役目等に失敗して、人間に落ちて生れ出た場合に起る。

多くの場合縁談がいやになり独身で暮し、夫や妻の顔を見るのもいやになり、香いをかぐのもいやになる。

別居したり、離縁したりして、何度縁組しても不幸に終る。

此の様な場合には「神の思ひ取除供養法」に依って難から逃れ得る。

破れ神の思ひを受けることもある。破れ神とは神が天罰を受けて、夫婦別れ別れに役目を命ぜられ、互に何処に行ったか分らぬ様になり、男と見ればほれ、女と見ればほれ、恋い慕う者が居る。人間に取り憑くと異形の恋をする。誠に始末の悪いものである。

 

天元教 第一編

一、唱題 南無忠孝妙法典

二、教典 忠孝妙法典

三、序 文

四、霊や神達は居るか

五、大自然は魂魄、言葉、電素に依って活動する

六、霊と香い

七、虫のよい人間たちの多いこと

八、面白く操られて居る人間界

九、油断と満心は汝の行の禁物

十、竜神及び稲荷の行

十一、竜神と人との関係

(一)人間に落ちた安姫の昇神

十二、稲荷と聖天

十三、水神と井戸神

十四、家相の難除け

十五、地鎮祭

十六、丑九十度清浄圏と未申清浄圏

十七、八柱の荒神

十八、八荒神と水神守護の分布

十九、毘沙門

二十、思ひ除け人形法

二十一、思ひと恋慕

二十二、神の思ひ

二十三、仏 霊

二十四、念霊(生霊)と死霊

二十五、人体に憑く動物霊と供養

二十六、樹木や岩に棲む霊と供養

二十七、金神(こんじん)供養

二十八、執念(しゅうねん)供養

二十九、行体の繁殖とその霊及び寄生霊

南無忠孝妙法典
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